生坂村の 名木イチョウ
過日は、飯山市の「神戸の大イチョウ」の名木を紹介しましたが、東筑摩郡生坂村の乳房観音堂境内にも県天然記念物の「乳房イチョウ」と呼ばれているイチョウの名木がありました。


この生坂村のイチョウは、根元幹囲10.5m、目通り幹囲が8.3m、樹高35m、推定樹齢800年の雄樹で、およそ25本の柱瘤(乳房)が垂れています。
巨大なイチョウの幹枝に、たれ下がるいくつかの樹瘤が豊かな母の乳房を連想させることから、「乳房イチョウ」と呼ばれています。
このイチョウは巨木ではありませんが、柱瘤の垂れている数と大きさでは県内のイチョウでは右に出るものはありません。
そのため、県天然記念物の「乳房イチョウ」と呼ばれているのです。
イチョウのすぐ横には、生坂村の有形文化財にも指定されている「乳房観音堂」があります。
180年ほど前の文化年間に乳房堂が焼けたとき、このイチョウから後光がさし、焼けた観音様がイチョウにお移りになったと言い伝えられました。
その後小枝を煎じて飲めば乳の出が良くなるという話が広まり、妊婦さんや出産後の女性が祈願にくるそうです。
まだまだ県内にはこうした多くの名木イチョウがありそうです。




この生坂村のイチョウは、根元幹囲10.5m、目通り幹囲が8.3m、樹高35m、推定樹齢800年の雄樹で、およそ25本の柱瘤(乳房)が垂れています。
巨大なイチョウの幹枝に、たれ下がるいくつかの樹瘤が豊かな母の乳房を連想させることから、「乳房イチョウ」と呼ばれています。
このイチョウは巨木ではありませんが、柱瘤の垂れている数と大きさでは県内のイチョウでは右に出るものはありません。
そのため、県天然記念物の「乳房イチョウ」と呼ばれているのです。
イチョウのすぐ横には、生坂村の有形文化財にも指定されている「乳房観音堂」があります。
180年ほど前の文化年間に乳房堂が焼けたとき、このイチョウから後光がさし、焼けた観音様がイチョウにお移りになったと言い伝えられました。
その後小枝を煎じて飲めば乳の出が良くなるという話が広まり、妊婦さんや出産後の女性が祈願にくるそうです。
まだまだ県内にはこうした多くの名木イチョウがありそうです。

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