日本の原風景「姨捨棚田」
この姨捨棚田は、全国で初めて国の名勝に指定され 日本の棚田100選にも選ばれている名勝地でもあります。

千曲川の左岸、標高460mから550mの範囲に広がり、面積およそ40haの傾斜地に、大小様々な約1,800枚もの田んぼが段々状に広がっています。 例年「棚田貸します制度」のオーナーの方々による田植えが行われてきたのですが、コロナウィルス対策でそれができず危ぶまれていた田植え作業もすべての棚田で済んでいました。


水が張られた田んぼが凛とした様子で広がり、早苗が青々としてきた田んぼが多くみられます。 今年もこれから迎える夏にはきっと青々とした稲の姿が見られそうで一安心しました。

棚田の景観を保っていくには多くのご苦労があることと思いますが、地元農家や棚田オーナーの皆さんの努力により、こうして先人の残した棚田の美しい景観が守られてきたことに感謝しながら、棚田一帯を一回りしてきました。
いつもならばこの田植えシーズンには大勢の皆さんが訪れているのですが、やはり今年は人の姿はなく、静かな水田風景だけが広がっていました。

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