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おりふしの記

ぶらり出掛けたその先で 偶然であったその場の様子を  気楽な気分でカメラにおさめました。 そして、その時の「映像」と「つぶやき」を wagtail流に思いつくままに日記風に綴りました。 その瞬間、瞬間に自然から受け取ったもの、感じたものを大事にしていきたいと思います。

虫こぶ(虫えい)

 昨日は「立夏」でしたが、暖かな日が続き林の木々の若葉が美しく映える季節を迎えています。 この若葉の時期になると、散歩道脇に生えているコナラに、まるで小リンゴの実でも連想させるような赤味を帯びた実のような物が付いているのをよく目にするようになります。

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 とてもかわいく、おいしそうにも見えるのですが、これは 「虫こぶ(虫えい)」 と呼ばれ、アブラムシ・ハチ類などの昆虫が産卵・寄生したため植物が異常発育をした結果なのです。
 この虫えいの名前の付け方が何とも変わっていて、虫えいの名前のつけ方は統一されており、  植物名 + 形成部位 + 形状 + 虫こぶ(フシ)  の4つの名が連ねられているのです。
 
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 写真の虫えいは、( ナラ + メ + リンゴ + フシ ) であり、ナラメリンゴフシ となります。  『ナラ』 は植物名、 『メ』 は、虫こぶがナラの芽の部分にできていること、次の 『リンゴ』 はリンゴのような虫こぶの形を表していて、最後の 『フシ』 は、虫こぶという意味ということなのです。 実にユニークな命名法だと思いませんか。

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 植物

4 Comments

とんちゃん  

虫こぶ

コナラの虫こぶ~
まさにヒメリンゴが生っているみたいです!
コナラの虫こぶって一度目にしたことがありました。
そのときはもう枯れ枯れ状態でしたからこんなにきれいとは思わなかったです。
虫こぶの名前の付け方って面白い! それに形は意外性がありすっごく楽しいって感じます。

2020/05/07 (Thu) 09:53 | REPLY |   

wagtail  

To とんちゃんさん

若葉の季節になると、あちらこちらで虫こぶが目に付きます。
くした小リンゴのようなものからバルーンのような袋状のものまで、
様々な形の虫こぶがあり、興味深いです。
以前カッターで葉にできたバルーン状の虫こぶを切ってみたら、
アブラムシがたくさん入っていました。
今回も切ってみたのですが、残念ながら虫の発見には至りませんでした。

2020/05/07 (Thu) 14:07 | EDIT | REPLY |   

okko  

おいしそうな実?!

近くの里山にもコナラがたくさんありますが、こんな虫こぶが
できるのですね。
見過ごしています。それにしてもかわいい実が生っているよう
に見えます。
桃の葉にもちょっと赤味がかったボコボコしたものが出ますが、
あれも虫こぶなんでしょうか。
命名はよく考えられていますね。名前を聞けばどの植物のどの
部位にどんな形の虫こぶなのかわかる・・・。すごいです。

2020/05/08 (Fri) 09:53 | REPLY |   

wagtail  

To okkoさん

若葉の美しいこの時期になると、よく見かける虫こぶです。
本当に可愛く、おいしそうにも見えますよね。
何年か前に葉にできたおびただしい数の赤みを帯びた突起物を見た時
初めて昆虫が産卵・寄生した虫こぶであることを知りました。
昆虫の仕業であることと命名法のユニークさが相まって、
私の忘れられない春の連想物になっています。

2020/05/09 (Sat) 06:25 | EDIT | REPLY |   

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