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おりふしの記

ぶらり出掛けたその先で 偶然であったその場の様子を  気楽な気分でカメラにおさめました。 そして、その時の「映像」と 「つぶやき」を wagtail流に思いつくままに 日記風に綴りました。 その瞬間、瞬間の 自然から受け取ったもの、感じたものを大事にしていきたいと思います。

思わぬ所に 曼珠沙華

 昨夜から今朝にかけ強い雨が降り続きました。 さすがに夜明けと共に雨脚は大分弱まり、昼頃にはようやく雨も上がり薄日が差し始めました。
 こんな天候ですから、朝の散歩道の散策はできず、ブログにどんな内容を盛り込もうかも決まらないままに時間が過ぎました。 とにかく写真がないことには勝負になりませんので、出たとこ勝負で写真の材料を探すことにしました。

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 ところが、家を出てものの一分も経たないうちに、隣接する荒れ地の中に咲く真紅の花が目に飛び込んできました。 なんと立派な曼珠沙華の花ではありませんか。 雨に濡れた曼珠沙華が一層鮮やかに輝き、目に映ります。
 今まで毎朝通っていた道脇の荒れ地に咲く曼珠沙華ですが、今の今まで気がつきませんでした。 何年も、ここ数日の間も、きっと見てはいたのですが、わたしの眼には見えていなかったのです。

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 茎頭に車輪状についた真紅の花。 ほんの数本上がっているだけの花茎で、開花しているのは二輪だけですが、先程まで降っていた雨粒が輝き、ことのほか鮮やかに見えます。
 ユリ型の花からは上向きの同色のが伸びています。 その蘂は一つの花に50本内外という多きを数え、非常に長くて、おおらかに跳ね上がって円陣を作っています。 そして、その先には大きなえんじ色の葯を付け、素敵な光背のように花を荘厳にしています。

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 曼珠沙華は、中国から食料として渡来したものと言われています。 曼珠沙華の塊茎からデンプンが採れるため、昔は田の畦に植えて凶作に備えていました。 しかし、農耕が始まって食料が豊かになると、曼珠沙華は忘れられ野生化し、墓地などに残されました。 そのためか、ユウレイバナとかシニビトバナなどの名が付けられ、忌み嫌われる時代もありました。
 
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 今は、園芸コーナーで販売されるようにもなり、曼珠沙華の群生地としてたくさんの観光客を集めているような場所もあります。 よく見ると、造形の妙を極めた本当に美しい花ではありませんか。
 これからこの曼珠沙華の季節を迎えます。 時間を見計らって、近くにある穴場とも言える小さな日吉山王神社の曼珠沙華の群生を見に行こうと思っています。

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 野に咲く花

2 Comments

マイヤー  

はじめましてです。

曼珠沙華も黄色とかありますけど
やっぱ!紅色ですよね!

実は僕もウォーキング途中で見掛けまして、コレ見ると不思議と童心に帰っちゃいます。
半世紀ほど昔(笑)通学途上の田んぼの畦道に咲いてたのを
思い出してしまうんですよね。
いつまでも残っていてほしい風景です。

2018/09/15 (Sat) 21:43 | REPLY |   

wagtail  

To マイヤーさん

マイヤーさん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、わたしも紅色の曼珠沙華に魅力を感じます。
里山風景、特にたんぼ道によく似合う花ですね。
昔は忌み嫌われていた節もありますが、
今では、魅力的で、人気の高い花になっています。
この花も秋の風物詩の一つでしょうか。

2018/09/16 (Sun) 14:31 | EDIT | REPLY |   

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