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おりふしの記

ぶらり出掛けたその先で 偶然であったその場の様子を  気楽な気分でカメラにおさめました。 そして、その時の「映像」と 「つぶやき」を wagtail流に思いつくままに 日記風に綴りました。 その瞬間、瞬間の 自然から受け取ったもの、感じたものを大事にしていきたいと思います。

頑張れ 日本タンポポ

 わたしの町は葡萄、林檎などの果樹栽培が盛んです。 春を迎えこの果樹園にタンポポがたくさん咲き出し、もう少しするとタンポポの絨毯を広げたように一面黄色くなるほどです。
 タンポポには、外来種の西洋タンポポ日本在来種の日本タンポポがありますが、下に掲載した梨畑のタンポポは、ほとんどが西洋タンポポです。 最近は、都市部で見掛けるタンポポのほとんどが西洋タンポポで、日本タンポポはなかなか見付からないようです。 

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 下の写真は西洋タンポポですが、古来よりタンポポの葉っぱは食用とされていて、外国人により食用として持ち込まれたという説があるようです。
 この西洋タンポポは、一見してガクに見えるところ(実際は総苞片といいます)が、外側に反っているのが西洋タンポポです。 野原で見かけるほとんどのタンポポは、下の二枚の写真のようにガクが広がっている西洋タンポポなのです。

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 下のタンポポは、上の西洋タンポポから2mほど離れたところに咲いていた日本タンポポです。 わたしが毎朝歩く散歩道を山から下り終えたブドウ畑の脇に咲いていた日本タンポポで、数年前から観察を続けているタンポポです。
 日本タンポポは、ガクがきちんとしぼんでいるので、花の下を見ると容易に西洋タンポポとの区別が付きます。

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 西洋タンポポは、環境省指定要注意外来生物で、日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。 外来種が在来種を駆逐した植物の例としては、在来種のアキノキリンソウが、セイタカアワダチソウに駆逐されて、ほとんど見かけなくなった例がありますが、今この日本タンポポが西洋タンポポに駆逐されようとしており、絶滅の危機を迎えているのです。
 写真撮影したあたりでは西洋と日本の両タンポポが見られる場所ですが、この日本タンポポの行方が気になって毎年花が咲くのを確認しては、胸をなで下ろしているのです。 頑張れ、日本タンポポ! 

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 里山の自然

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