おりふしの記

ぶらり出掛けたその先で 偶然であったその場の様子を  気楽な気分でカメラにおさめました。 そして、その時の「映像」と 「つぶやき」を wagtail流に思いつくままに 日記風に綴りました。 その瞬間、瞬間の 自然から受け取ったもの、感じたものを大事にしていきたいと思います。

鮮やかな山吹の花

 いつの間にやら季節が進み、散歩道の道路脇に鮮やかな山吹色の花が咲き、しなやかな枝が風に吹かれて揺れていました。 この山吹の花は、このように美しい山吹色の花が咲くので 『万葉集』 にも詠まれるなど、古くから観賞されてきました。

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 太田道灌が農家で蓑を借りようとすると、娘が蓑の代わりにヤマブキの枝を差し出しました。 しかし道灌は『後拾遺和歌集』(1086年)の 「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」 (八重のヤマブキは雄しべが花弁に変化し、雌しべも退化したもので、実がならない。 「実の=蓑は一つもありません」) の歌を知らなかったため娘に立腹します。 後にその無知を恥じた話は有名です。
 この時代、すでに八重のヤマブキがあったことが、この逸話からわかります。 (「みんなの趣味の園芸 NHK出版」より抜粋)

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 花びらが開ききった山吹色の花も美しいのですが、わたしは、風に揺れる枝に並ぶように付いた円錐形の蕾もまたかわいく魅力的で好きです。
 散歩道の雑木林にもこうして花が咲き、木の芽が動き出し、日ごとに若葉の緑が増しています。 春の訪れの遅い信州もいよいよ若葉の季節を迎えました。

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 山に咲く花

2 Comments

タッキー  

こんばんは

経済的にはけして豊かではない娘さんが知っていた和歌を、名高い武将が知らなかった・・・

なんともいい逸話ですね
その後の道灌公も素晴らしい!

伊那谷でも山吹が咲いています。山吹色がキレイです
私の中では、山吹が咲くと、ウド堀の季節と思っておりまして、いつもの場所までウドを掘りに・・・いつ行けるんでしょうね(笑)

2018/04/13 (Fri) 22:13 | REPLY |   

wagtail  

To タッキーさん

この時期、山道を歩いていると、鮮やかな山吹色のヤマブキが目に飛び込んできます。
ヤマブキを見るたびに太田道灌の逸話を連想します。
ウドも大好き!
わたしはいつも店物ですが、早く食べたい!

2018/04/14 (Sat) 21:04 | EDIT | REPLY |   

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