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おりふしの記

ぶらり出掛けたその先で 偶然であったその場の様子を  気楽な気分でカメラにおさめました。 そして、その時の「映像」と 「つぶやき」を wagtail流に思いつくままに 日記風に綴りました。 その瞬間、瞬間の 自然から受け取ったもの、感じたものを大事にしていきたいと思います。

残し柿と野鳥たち

 今年もまた、柿が目立つ季節が巡ってきました。 わたしの毎朝歩いている“散歩道”周辺のあちらこちらに柿の木がありますが、どの柿の木にも実がたわわについたまま放置されています。 飽食の時代を迎え、柿をあまり食べなくなっているので、柿の木の持ち主たちもこうした状況にはほとんど無関心です。 しかし、これらの柿の実が野鳥や野生動物たちにとっては大歓迎です。

メ ジ ロ171220_095434.jpg


 この柿の木は、“散歩道”の雑木林を抜けたぶどう畑の片隅に植えられている一本の柿の木です。 この柿の木は、実を収穫されることはなく、毎年こうしてたわわに実を付けたまま冬を迎え、赤茶色に熟し、野鳥たちの絶好の餌場となります。
 今年もメジロ、シジュウカラ、シロハラ、ツグミ、ヒヨドリ…と、色々な鳥たちが入れ替わり立ち替わりやって来て熟し柿をついばんでいます。

ヒ ヨ ド リIMGP9851.jpg


 まだこうした野鳥たちが喜んで集まる分にはかまわないのですが、こうした残し柿が熊(今は冬眠しているでしょうが)などの歓迎されない動物まで人里近くにまで誘い込んでしまう結果にも繋がっているようです。
 柿ではないのですが、訳ありの痛んだリンゴを畑に放置したため、イノシシがたくさん畑に入り込み、獣害を巻き起こしている現場を見ています。 

ツ グ ミIMGP9841.jpg


 今残されている柿は、そのほとんどが昔の野鳥たちのために意図的に残していた“残し柿”の風流とは無縁の世界なのです。 わたしたちのこうした行為が、思わぬ災いを起こさないよう、心したいものです。
 年配者の“勿体ない精神論”だけの話ではないような気がするのです。


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 野鳥

4 Comments

タッキー  

こんばんは

メジロの写真は素晴らしくキレイですね!
ヒヨドリは我が家ではなぜか「ギャースケ」の愛称が付いております(笑)

wagtailさんもご存知かと思いますが、下伊那に行くと、柿畑が点在しており、キチンと手入れされた柿の木が整然と並ぶ様は見事です

そこにいくと、下伊那境の我が町では、柿畑と云うモノはほとんどなく、家の庭や畑の隅に植えられた柿の木がポツリポツリ・・・
これがなかなか厄介で、ほとんど剪定等されていないが故に収穫も大変で、wagtailさんも書かれてらっしゃる通りの理由もあって、そのまま置き去り・・・

良くも悪くも豊かな時代、物があふれ、スーパーの棚には季節を先取り(無視?)した食べ物が並んで、その代わりに耕作放棄された田畑が・・・

これ以上は言いますまい云いますまい・・・(汗)
長文失礼致しました
ご容赦ください

2018/01/04 (Thu) 21:52 | REPLY |   

白竜(はくりゅう)  

獣害

こんばんは!
そうでしたか!
放置された柿や 落下したリンゴが 獣害に繋がっているとは、気付きませんでした^^;
掘り下げると いろいろな問題が出て来るのですね!

2018/01/05 (Fri) 00:57 | EDIT | REPLY |   

wagtail  

To タッキーさん

南信は市田柿を代表する柿の栽培が盛んなところで、
手入れもキチンとされているんでしょうね。
おっしゃる通り、スーパーに行けば、だいたいのものが季節を問わず揃っています。
食べ物の季節感はすっかり消えてしまっていますよね。
こちらでは、ほとんど放置状態の柿の木が多く、
この時期には、冬鳥の餌場となっています。
ギャースケは、どこでも大騒ぎするので、余り好かれてはいないようですね。

2018/01/06 (Sat) 12:07 | EDIT | REPLY |   

wagtail  

To 白竜(はくりゅう)さん

近所のリンゴ畑にはイノシシ防止に電気柵が張ってあります。
その畑内に、いらなくなった大量のリンゴが放置された時、
沢山のイノシシがそのリンゴを食べに畑にやってくるのを何度も見ています。
電気柵を設置し、大量のリンゴを捨てる、
やっていることがどこかちぐはぐです。
放置されている柿も同じです。
わたしたち人間が野生動物を呼び込んでしまっていることって結構あるような気がします。

2018/01/06 (Sat) 12:14 | EDIT | REPLY |   

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